こんにちは。
昨日から初の山陰・中国・四国地方のワイナリーシリーズを出しております。
今回の旅行で8カ所ほどワイナリーも巡った訳ですが、初回からちょっと辛口な紹介になってしまった事に反省。
私自身は、本気で日本のワイナリーを応援したい気持ちの方が強いので出来る限り良い所を見つけて報告したいなと思っているのですが、さすがにツアーの団体客が来るからとそれに甘えて「ワインなんてこんなもん」みたいなのを作って売っているのは、ちょっとね。って思ってしまった訳です。(でもこの辺りは島根ワイナリーさん自体も今危惧している状況らしいので今後良いワインを作ってくれる可能性はあると思うのですが)
と言う事で今回は旅行2日目の鳥取県で訪問したワイナリーのお話をしたいと思います。
鳥取県の大山ワイナリー訪問しました
大山高原で宿泊したので、翌日はその直ぐ近く(お宿から3kmも離れていませんでした)のワイナリー訪問から始まります。
こちらの大山ワイナリーも2015年に開業した新鋭のワイナリーになります。
今年初めて醸造免許を取得し、今年から自家醸造が始まったという、本当に始まったばかりのワイナリーのようです。
ただ、ブドウ畑は親御さんの代からやっているらしく、結構な面積の畑が既にできています。
大山の麓、西向きの斜面に畑が連なっています。
こちらは山ブドウかな?と思ったのですが、山ブドウとメルローを交配した、
「富士の夢」
と言う品種だそうです。
出来立ての醸造所を見せていただき、お話を伺いました。
こちらがこのワイナリーのオーナー、北林さん。
元は地方で働いていらしたらしいですが、「地元に何か貢献したい」と言う思いから地元に戻りワインを作り始めたそう。
2015年にワイナリーが始まっても今年初めて醸造免許を取得したと言うことは、それまでは他のワイナリーに委託醸造して作っていたそう。
2015は山梨のスズランワイナリーに委託したり、北海道のワイナリーにも委託したりしたそう。
ここ2年は近隣のひるぜんワイナリーに委託したりしているようで、本格的な仕込みは今年から。
真新しい醸造所の機器を見ると、これからと言う感じがよく出ていますが、ワインについては富士の夢を使った「郷」と言うワインはやや早飲み傾向のワインである様です。
ご自身でも話していましたが、2015はそろそろ枯れてきている味わいになったと言っていましたので、本当なのだろうと思います。
まあ山ブドウのワインは熟成させると果実味が失せていっても酸味はしっかり残る感じだと思ったので、飲むなら果実味が失せないフレッシュなうちに飲むのが正解かな?と私も思います。
と言う事で富士の夢「郷」の最新ヴィンテージを購入してみました。
これは落ち着いたところで早めに飲んでみたいと思います。
今後、自家醸造した後のワインを味わってみてからどうなっていくのか見守って行きたいと思います。
ひるぜんワイナリーに訪問しました
さて大山ワイナリーを後にして、ここから南下して広島方面に向かいます。
先ほど話題に出たように、大山ワイナリーの委託醸造を請け負っていたワイナリーの一つとしてでもあった訳ですが、こちらはどんなワイナリーでしょう?
一部高速を使い、30分ほどでひるぜんワイナリーに到着。
こちらもバスで団体客が来たりしている大きなワイナリーのようです。
ワイナリーの中に入ると、直ぐ横には何故かリーデルのグラスなんかも売ってます。
団体客用にレストランも併設しているし、ちょっと見、島根ワイナリーを彷彿とさせます。
グラッパやブランデーなんかも売っていますが、辛口のワインは少なそうです。
デザートワインなどの甘口をこちらも結構作っているようです。
試飲エリアでは山ブドウのノンアルコールジュースなんかも飲めるようになっていて、意外と山ブドウのノウハウがあるのかも知れません。
とすると大山ワイナリーが富士の夢を委託醸造しているのも頷けますね。
ただテイスティングすると、こちらも残念ながら“質より量”と言った感じで値段からするだけの質を追求していないかも?と言うイメージ。
団体客が来るようなワイナリーでは企業体力が無いと売るだけの量に質を保つのは難しいのかもしれません。
どうしてもこれだけ団体客が来るとそれに見合った量を作らないといけないし、そこに質を高くするとなると設備投資も馬鹿にならない(人件費も含めて)のでしょうね。
ワインとしては残念ながら購入に至らなかった訳ですが、観光ワイナリーとして、食事やソフトクリームも食べたりできるし、山ブドウのソフトクリームなんて他じゃあまりありませんので買って食べてみました。
ジャージーミルクとのミックスにしましたが、山ブドウの酸味と濃厚なミルクの脂肪分と甘みがとてもよくマッチしていて美味しかったです。
長野県の桔梗が原のワイナリーが以前の「お土産ワイン」から脱却したように、この辺りのワイナリーもそういう風になっていく事を願っています。
この後はもっと南下して先ずは岡山県のdomaine tetta、そしてそこから広島県福山市の方に行って福山わいん工房に向かいます。
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