こんにちは。
昨日初の山陰・中国・四国地方の旅行から帰ってきました。
その中で8カ所ほどワイナリーも巡ってきました。
いつもの事ですが、日本ワインとして頑張っているワイナリーもあれば、こんなのばっかり作ってるから日本人にでさえ「ワインは美味しくない」と言われるものしか売ってないんだ。
というワイナリーもあります。
私自身は、日本のワイナリーを応援したい気持ちの方が強いので出来る限り良い所を見つけて報告したいなと思っています。
と言う事で今回は島根県と鳥取県で訪問したワイナリーのお話をしたいと思います。
島根県の島根ワイナリー訪問
出雲大社のお詣りをした後、観光ツアーなんかでもバスで案内されるらしいワイナリーのようです。
と言うのも出雲大社と島根ワイナリーは3kmほどしか離れていなく、ツアーに組み込みやすいワイナリーみたいです。
かなり広くブドウ畑を持っているようで、ワイナリーに行く間に結構な面積のブドウ畑を見ながら着きました。
ワイナリー自体も大きく、ツアーなどで団体客が昼食を取れるような規模の大きい食事処もあるようです。
駐車場に車を停めてワイナリーに入ります。
なかなかの大きさなんですが、どれだけモニュメントが大きいかもわかりませんので横に立ってみました。
どうでしょう?結構な大きさのモニュメントですよね?
さて、中に入ってみます。
私は今までこのワイナリー飲んだこともなかったのですが、結構な種類のワインが作られているようです。
販売店の中にはかなりスペースを割いているのですが、他にお土産物なんかも売っていて、「さすが団体客向けお土産ワイナリー」と言った感じです。
ワインのネーミングも、どちらかと言えばワイン好きの琴線に触れるようなものではなく、どちらかと言えば「出雲大社にお参りしたついでにここもツアーで連れてこられた」という方々がお土産に丁度いいと思われるような商品を作っているような気がします。
こんな命名のワインとかがあり、“縁結び”なんてどう見ても出雲大社から来たらお土産に買ってしまいそうなネーミングですよね?
「お土産ワイン」としての商品ばっかなのかも?と思えるほどでした。それが証拠に、試飲スペースでは自由にこんなガラスボウルからお玉ですくってテイスティングするシステム。
しかも赤でさえ氷で冷やして飲ませると言う感じ。
9種類くらい試飲できるのですが、ほとんどが甘口で、この上の写真のように「やや辛口」と言っているのに、ワインを飲みつけている私たちが飲んでみると、「どう見てもやや辛口どころか“甘口”にしか感じない」というテイスト。
香りもそのテイストにズレの無い、「甘口を連想するアロマ」しか感じませんでした。
試飲はできなかったのですが、ちょっと興味を引いたのは日本酒酵母を使って醸造したと言う、
この甲州くらいでしょうか?
まあこれではこのワイナリーの真価が分からないな、と言う事でワイナリー内には有料試飲エリアもあったのでちょっとそちらも試してみました。
こんな感じで無料試飲エリアでは出していない色々なワインも試飲できるようです。
こんな感じでかなりの種類のワインを有料ながら試飲できるようです。
一応カウンターの上にも島根ワイナリーがイチオシしているワインが色々と並べられていました。
そこでうちの奥さんが好きな泡もあったし、その中でもガス添加のスパークリングではない、瓶内二次発酵スパークリングがあったのでそちらを試飲してみました。
こちらの縁結びデラウェア・ブリュット、MBA・ブリュット、そして甲州ブリュットです。
その中で、デラウェアのブリュットを試してみました。
というのもデラをどう辛口に仕上げているのかに興味があったからですね。
ちなみにサーブしてくれている女性の方に瓶内二次発酵の期間を聞いてみました。
直ぐには答えられずに、ワイナリーのどなたかに聞きに行ってくれたようですが、その期間なんと2週間!それ、ルミアージュマシンでも使ってるの?っていうくらい短い期間ですよね?
シャンパーニュの最低瓶内二次発酵期間は15か月ですよ?マシンを使ってルミアージュを短期間でしていてもそれだけの期間熟成させているわけです。
それが2週間しかしなかったら地方で養殖した牡蠣を3日ほど広島や松島の海に漬け込んでおいたからと、「広島産カキ」や「松島産カキ」と言っているようなモノでしょう?
2週間しか瓶内二次発酵しないのであれば、ルミアージュもデゴルジュマンも、はてはドサージュも必要ないんじゃないか?としか思えないですね。
なので残念ながら、写真でも分かるように、泡の粒は大きく少なく、シュール・リーにもならないため深みもまるでない「形だけ瓶内二次発酵スパークリング」としてちょっと良い値段で売られていました。
日本のワイナリー応援したいのに、こんなただのお土産レベル的なワインをこの値段で売っていたら、そりゃあここのワイナリーの方が最近売り上げが落ちて危惧しているらしい事も「さもありなん」と言う事です。
さすがにこれらのワインに少ないセラーのスペースを取られるのは嫌だと言う事で何も買わずにワイナリーを後にしてしまいました。
鳥取県の倉吉ワイナリー訪問
と言う事でこの日は残るもう一つのワイナリー、少年サンデーにて人気連載中の「名探偵コナン」の作者、青山剛昌ふるさと館にほど近い『倉吉ワイナリー』へとお邪魔しました。
こちらは倉吉の城下町の街並みを今に残す、国の重要伝統的建造物群保存地区とされている町屋の中で、とてもレトロで味わい深い街中にあるワイナリーです。
こんな落ち着いた街並みの中にあります
この日はお店をわざわざ開けてくださり、対応していただきました。
なんかうちら2人のために申し訳なかったです。
このワイナリー、実は2017年にできたばかりの出来たてほやほやのワイナリーだそう。
なのでまだ酒蔵を改造した小さな販売所にてワインを扱っているくらいのモノでした。
売っているワインの一覧、こんなこじんまりとしています。
ただ、いつもはこういった看板を表に出しているようなので、倉吉に行ったら是非立ち寄ってみてください。
それでは試飲に参ります。
今回試飲できたのはこの4種。
4つともがしっかりとした辛口で、きちんと作られています。
シャルドネは樽を効かせず、ステンレスタンクでの醸造のようで中庸的な香りながら意外とはっきりとシャルドネらしさを主張しているのが分かります。
そしてメルローとカベルネ・ソーヴィニヨン、こちらはできたばかりのワイナリーとは思えないほどしっかりと作り込まれておりました。
メルローの香りは一見、「長野の桔梗が原」と間違うほど似ています。
テイスト自体はタンニンはやや強めながら一体感のある、果実味もはっきりしたタイプのようです。
カベルネの方は更にそこからボディの強さを持った5年以上の熟成を前提にできるしっかりしたワインです。
ワイナリーの方も、その辺りをしっかりと見据えて醸造しているらしく、早飲みよりは数年セラーで熟成させてからの方が良いのでは?と言う事でした。
こちらのワインは記念すべき「初ヴィンテージ」とのことのようで、更に「令和元年瓶詰め」という事も手伝って、これからが楽しみな一本になりそうです。
栽培地は鳥取県中央砂丘地という所で、字から読み取るに砂地のテロワールとなれば新潟の「カーヴドッチ」などに近いものがあるかもしれません。砂地の所で栽培されたブドウは、しっかりしていても色合いがやや淡くなるようで、カーヴドッチもそうでしたし、ここもその色合いで“ミディアムボディ”としているような気がしてなりません。
こちらはできたばかりのワイナリーでもこれからを想像すると応援したくなるワイナリーでした。
是非今後も丁寧なブドウ造り、しっかりしたワイン造りを目指して行って欲しいと思います。
うちもこのワインはしばらく寝かせてから飲みたいと思うので、評価は2~3年先になるかとは思います。ですがそれに答えるだけのポテンシャルは持っているような、そんな気がします。
できたら試飲ではなく、実際にあけて飲んだ方がいればその感想もうかがいたいところです。
さてこの日はこの2つで訪問時間切れ。
次の日は4つのワイナリーを回るので忙しく移動となりそうです。
関連記事
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になったり、気に入っていただけたらこちらで応援お願いいたします
にほんブログ村
ワインブログの一覧はこちら
losの日常生活のブログはこちら
※このブログはまだワインを事業としていない私個人の雑感を含んでおります。
ですのでプロの方とは違うイメージになることもありますがご了承ください。
運営者 los
何かご意見等ございましたら以下までお願いします。
運営者 los

この記事へのコメント