フランスワイナリー巡り Château Cheval Blanc(シャトー・シュヴァル・ブラン)訪問記

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こんにちは。

さて、結婚30周年記念旅行(コロナ禍の影響で本当は32周年記念)として夫婦でフランスを旅行してきました。

とても楽しい旅行でしたし、目的はほぼワイナリー巡りでした。

大小のワイナリー、トータル17軒を巡らせてもらい、そのワイナリーの特徴など色んな事を勉強させて貰いました。

と言うわけで今回は8番目に訪問した「Château Cheval Blanc(シャトー・シュヴァル・ブラン)」編です。




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シャトー・シュヴァル・ブラン訪問記(歴史と畑編)



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「Château Cheval Blanc」と言えば前回のサンテミリオン地区のプルミエ・グラン・クリュ・クラッセAに認定されていたシャトーです。
現在、2022年の格付けにおいて、シャトー・オーゾンヌ、アンジェリュスと共にトップシャトーでありながら格付けを辞退したシャトーでもあります。(まあこの格付けが無くとも既にトップシャトーとしての確立がなされているので必要が無いと言えばそうなのでしょう)
このシャトー、歴史が古く、元々はシュヴァル・ブラン自体はシャトー・フィジャックの一部であり、その葡萄畑も15世紀には植えられていたそうです。
そうした歴史ある畑と共にできたシャトーがシュヴァル・ブランであり、よって畑も一部は写真のように樹齢100年を超す超V.Vの木があります。
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少しだけですがこの木の枝を若い台木に接木してこの木のDNAを残そうとされているようです。
そうしたブドウが入る事により、深みのある味わいができるのではと思います。
このシャトーを作った最初の持ち主家族は、元々カベルネ・フランが大好きだったそうで、だからこの土地にカベフラを植えたそうですが、地質的にこれが大正解!地質調査技術とか無かった時代に奇跡的にカベフラ好きな家族がカベフラに最適の土地を手に入れてワインを作った事がシュヴァル・ブランをトップシャトーにした要因だったのですね。
シュヴァル・ブランは地理的にも恵まれていて、隣のフィジャックの特徴的な土壌である石がゴロゴロしている水はけの良い土壌、逆側はポムロールとの境なため、ポムロールのトップシャトー、ペトリュスに代表される青い粘土質の土壌があり、その両方の土壌でブドウを育てているとても恵まれたシャトーだったようです。
そしてその恵まれた土地を最大限ブドウに還元させるため、通常は土に空気を含ませる作業を行いますが、極力手を加えないよう私が見せてもらった畑では、マスタードとクローバーの種を蒔いてわざと雑草を生えさせ、その力で土に空気を含ませると言う事をしていました。
だからちょっと触ると土はフカフカな感じでした。
畑での話は終わり、この後は醸造所の見学になります。
一見してとてもクラシックな入り口から入るとそこにはとても綺麗で近代的な醸造所になってました。




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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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