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こんにちは。
暑いです、6月で既に梅雨は明けてしまうし、こんなに連続で猛暑日なんて完全に異常気象ですね。
ちょっと仕事で外に出ただけで汗だくだくになってどうにもならないくらいでした。
そんな日はよく冷えた泡を飲みたくなりますが、私は年中赤飲みたい派なので2日かけて泡と赤を半分ずつ飲むことにしました。
それでも気軽に開けられる赤にするには、ということでちょっと事情があって手に入れたこの子を飲もうということで開けてみました。
奥出雲ワイナリー・杜のワイン(赤)N.V

![]() | 価格:15,000円 |
こちらは実は昨年の「ふるさと納税制度」によって頂いた返礼品です。※↑のここから申し込みました。
興味深いのは、東北、それも岩手や秋田・青森のワイナリーで栽培されている“ヤマブドウ”の交配種、『ブラックペガール』をメインに使ったワインの様です。
まあ、島根県の他のワイナリーでもヤマブドウを使ったワインが結構ありましたのでこちらでも良く使われる品種なのかもしれません。
他にもヴィニフェラ種をいくつか入れている様です。
明るく輝きのあるやや黒の入ったチェリーレッド、濃いめですね。
カラー的にはヤマブドウ種と分かっていて見れば、時間をかけずに醸造したとも言える濃さですね。
粘度もそこそこ高めで、あのヤマブドウの果実の濃さが反映されている感じです。
香りの強さは十分に感じられ、ラズベリー、ダークチェリー、さくらんぼ、ストロベリーキャンディ、スミレ、ローズマリー、枯葉など。
良く感じてみると、ほのかに和風な出汁感があるのにも気付きますが、最初のキャンディ香でベリーAかと勘違いしたくらいです。
でもベリーAじゃあの濃さはなかなか出ないですからね。
飲んでみると、アタックはヤマブドウ種とは思えない柔らかな酸味を感じます。
甘やかな感じでややドライと言うところで、滑らかな舌触りの果実の甘みがあります。
フレッシュで適度に引き締まった感のある中程度の強さの酸味、スムーズで喉の通りが良い、ほんの少し茎っぽさの残る中程度の強さのタンニンが柔らかな飲み口を作っています。
なんとなくアタックやテイストからすると、くずまきワインさんで行われている「マセラシオン・ア・ショー」と同じ醸造方法なのかな?って思うほど。
マセラシオン・ア・ショーで発酵すると、ヤマブドウ独自のあの野生み溢れる酸味の強さが抑えられて優しくなるそうなので。
アルコール感もちょっと軽めですが十分に感じ、しなやかでスマートな飲み口を感じる飲み易いワインですね。
奥出雲ワイナリーさんの普及版キュヴェといった感じなのかな?と思いました。
日本らしい、なんとなく奥ゆかしさみたいなものを感じるワインでした。
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