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こんにちは。
何故かブログをアップしようとしてたら画像が何にも分からなくなってしまいました。
こんな感じでどうにもならなくなってしまっていました。
数日たったら勝手に直ったのですが、どなたか原因ご存知でしたら教えて頂けませんでしょうか?
さて、話は元に戻って2021年となって先日、以前「おうちワイン会」を行った時に参加いただいたMさんからお誘いいただきとあるリストランテでのワイン会に参加させていただきました。
私にとってはちょっと贅沢な感じでしたが、以前パリの「ピエール・ガニェール」に行った時、白トリュフのコースは如何?と聞かれてボックスに入った白トリュフの香りだけ嗅がさせてもらったことがあるのです(コースは一人400€と言う事で断念)が、あの芳醇な香りが忘れられなくてつい参加させていただいてしまいました。
場所はちょっと離れていて、埼玉は浦和のイタリアワイン酒場「モンレアーレ」さんという所です。
こちらの画像をクリックするとお店の予約サイトに移動します
こちらのシェフはイタリアで長い事修行されていたというお話を伺っていて、帰国されてからは都内の方で働かれていたそうですが、ご自身でリーズナブルにイタリア料理を楽しんでもらいたいという事で浦和の店を構えられたのだそう。
今回は白トリュフを使った料理尽くしと言う事でとても期待して訪問しました。
アルバ産の「白トリュフ」とピエモンテワインのマリアージュ
とりあえず、料理の方はもう一つのブログに譲るとして、こちらでは何を飲んだのか?を主体にお話ししたいと思います。
先ずアペリティフとしてはシャンパーニュ、(ここの作り手がめったに泡を作っていないと言う事で使いやすいシャンパーニュを選ばれたそうです)こちらはビルカール・サルモン・ブリュット・レゼルヴ。
意外とまだ若々しく、でも泡の刺激はとてもスムースで意外とシルキー。
完熟した柑橘系の果実味とリンゴ系の強く爽やかな酸味が良い感じで、5年熟成の生ハムととても良くマッチしていました。
今回のワイン会は最初の泡はシャンパーニュだったものの、他のワインは全てイタリア・ピエモンテ州のブルーノ・ジャコーザのワイン祭りです。
そして2番目今回唯一のジャコーザの白、ロエロ・アルネイス
![]() | ロエロ アルネイス[2018]ブルーノ・ジャコーザ 白 750ml Casa Vinicola Bruno Giacosa[Roero Arneis] イタリア ピエモンテ 白ワイン 価格:4,180円 |

偶然にも前の週に別の作り手のロエロ・アルネイスを飲んだのですが、コクと果実味の濃さ、そして強いのにまろやかさがあって良いバランスだなあとつくづく作り手によって同じ品種・地域でのワインでも味わいにかなり差が出ることを感じましたね。
3本目からアルバワインの3連発で、最初がドルチェット・ダルバ。
とてもアタックが強く若々しさを前面に押し出していましたね。
まあ2019じゃ当たり前でしょうか?でもその強さの中にも良いバランスを作り出していて、良いんですよ。
良いワインっていつ飲んでも美味しい(たまに飲み頃が読むの難しいのもありますが)っていうのがありますよね。
このドルチェットだって意外と甘めのある果実味が前面に出ちゃうものがあるけど、これはとても落ち着いていて強さを感じさせない柔らかさを持っていました。
そして4本目であり、アルバ2本目がバルベーラ・ダルバです。
![]() | ブルーノ・ジャコーザ バルベーラ・ダルバ 2015 750ml 価格:4,760円 |

水平で飲む比べると、若干の違いが良くわかりますね。
ヴィンテージが1年違うというのもあるのかもしれませんが、それにしてもこちらの方が丸みを帯びて下にまとわりつくようなスムースなタンニンを感じ酸味にも落ち着きを感じます。
赤黒系の果実味が豊富なのはどちらも同じなのですが、これがもう少し年月を経てくるともっと違いが出てくるような気がします。
私としては今まではバルベーラの方がドルチェットよりもパワフルなのが多かった記憶があるんですけどね。
そして5本目、アルバワイン3連発の最後がネッビオーロ・ダルバ
やっぱり、イタリアワインは私はネッビオーロ好きなんだな、と再認識させてくれました。
前の2種と比べても少し明るいカラーで見た目弱そうなのに、きっちりパワフルで丸みを帯び始めていても未だタニック。
あと10年は寝かせても全然大丈夫そうな雰囲気を持っています。
それだけ寝かせてもきっとこの赤系果実主体の豊富な果実味はそれほど失わずに行くんじゃないか?と思えるくらい主張がしっかりしていました。
で、6本目、ここからがジャコーザのメインラインと言っても良いんじゃないでしょうか?
先ずは単一畑じゃない方のバルバレスコ
![]() | バルバレスコ・ラバヤ赤 [2013]年 (ブルーノ・ジャコーザ) ☆ 価格:27,500円 |
これはラバヤなんですけどね

ちょっと澱が混じってしまったのでその実力が完全に発揮できたとは言えないでしょうけど、それでも美味しいです。
先ずは12年も経てばやっぱりネッビオーロのタンニンと酸味がしっかり丸みを帯びてきてバランがとても良くなってきています。
そして良いワインって澱も苦いという感じが無くなってきてそこそこ美味しいのですよ。
なのでこちらもかなり良い感じで美味しくいただきました。
そして7本目のこちらはバルバレスコの単一畑で作られた「アジリ」
まだ9年しかたっていないのに、何故かこんなに柔らかく、しかも力強い感じが出せるのでしょう?
「強さ」と「優しさ」そう言う所が同居していて、とても良い感じで楽しめるのが良かったですね。
しかも少し妖艶さも持ち合わせてきており、あと15年くらいは楽勝で美味しく飲めるだろうし、年を経るごとに妖艶さが強く出てきて美味しくなるんだろうなと言うのがとても感じましたね。
下手なバローロよりも美味しいですね。
そして最後の1本がフラッグシップワインであるはずの「バローロ」です。
![]() | ワイン 赤ワイン 2016年 バローロ ファッレット / ブルーノ・ジャコーザ イタリア ピエモンテ 750ml 価格:38,500円 |

こちらも畑名指定なので単一畑で作られたものだと思います。
ホントにネッビオーロって“超パワフルなブルゴーニュ”ってイメージが頭に出てきてしまうくらい、キャラクターはピノに似ているのにタンニンだけは全然こちらの方が圧倒的ですよね。
なのにその強さをあまり主張させないように上手く作っているのがジャコーザの上手さ、ってやつなのかもしれませんね。
豊かな赤系果実のテイストとしっかり強いのに一体感のあるタンニン、そのタンニンに負けじと存在する丸みのある酸味強い位置で良いバランスが取れていて、飲んでいて「The BAROLO」という感じですね。
まあバローロもそんなにクラシックバローロやバローロボーイズの物を飲みつけていないのでジャコーザでそういう感じを受けたのかもしれませんが。
デザートにも合わせてみましたが、甘さにも負けずしっかりとマッチしてくれていて、肉料理にもデザートにも合わせられる、幅の広いワインでしたね。
アフターもバルバレスコ2種、そしてこのバローロはとても長く、余韻と言っても良いほどの植物的・果実的テイストがたなびいて長く残るんですよ。
料理の方はあっちの方のブログをご覧いただくとして、ピエモンテ・アルバ産の『白トリュフ』とピエモンテの素晴らしいワインたちじゃ、合わないわけがないんでしょうね。
こんなに美味しいワインたちを用意してくださったMさんには感謝の気持ちでいっぱいですね。
いやあ、良いワイン会でした。

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