ブログランキングに参加しています、もしよかったらポチしてください。
こんにちは。
先週末から結婚記念日&奥さん勤続30周年記念旅行として夫婦で初めて北海道に旅行してきました。
帰ってきたらなんと!札幌市は警戒レベルが上がってしまったよう(まあ私たちが行ったのは函館なんですが)で、ホント北海道だけでなく全国的に感染拡大していますよね。
どうにかならないのか?と思いながらもそんな記念旅行だったので行ってきてしまいました。
※その辺りはこちらのブログで興味のある方はどうぞ
その中で、函館市にあるワイナリー、函館ワインとガレージワイナリーの農楽蔵さんがありますが、大規模ワイナリーではあまり良い思い出が無いので今回は農楽蔵ワイナリーに訪問の許可をいただきましたので訪問させて頂きました。
その模様を報告いたします。
北海道の農楽蔵(のらくら)ワイナリーに行ってきました
新幹線で新函館北斗に到着した後、そのまま移動して函館駅へ。
函館駅前から市電(路面電車)に乗り、末広町駅で降りて徒歩5分ほどでワイナリーに到着です。
ワイナリーに到着すると、びっくりするほど小さな看板がかけてあり、一瞬見落として通り過ぎようとしてしまいました(笑)
まあそれもありなん、こちらのワイナリー基本的には訪問見学を受けていらっしゃらないそう。
確かに後ほど書きますが、本当にガレージワイナリーなのでしっかりしたワイン作りをするなら人もいなければ場所も無いというのが正直なところでしょう。
ご挨拶して中に入れていただきます。
入って思ったのは、とてもコンパクトに作られているが、生産量としては欲しい人に回るだけのものは作れないだろうな、という感じです。
ほぼこれが一階部分の全景で、上に見える真ん中開いてる形の(ここから発酵したワインを下ろしたりもするのでスペースが必要)やや狭い二階部分があるのと写真右に圧搾器があるくらいです。
現在自社畑で生産しているのはシャルドネとピノと伺い、他の品種は契約農家さんの葡萄を使っているようです。
酵母は天然。なので若干年によってはワインの出来にバラツキができるかもしれませんが、それはそれで少量多品種のワイン作りをしているので逆に楽しめそうです。
ただ、結構樽熟・樽発酵させているワインがありましたので、多品種ということはそのウイヤージュ用のワインをどう取っておくのか?そこが難しい一面なのでしょうね。
天然酵母はブルゴーニュでもそうでしたが、生産量の多いドメーヌ(グロ・フレール・エ・スール)みたいな所では安定したワインを作り続けるために買い酵母を使っていましたが、生産量の少ないドメーヌは天然酵母が多かったですもんね。
その生産量が少ないと言っても農楽蔵さんの数倍の生産量があったりするので天然酵母で十分だと思いますし、そっちの方が私は好きです。
また、再来年には畑の近くにワイナリーを移動すると言う事なので、すると更に天然酵母的にも良い効果が出て2022ヴィンテージから今よりももっと期待できるワインになるような気がします。
移動する事で生産量も1.5倍ほど増えるそうなので農楽蔵ワイナリーさんのワインが欲しくても買えなかった方には朗報かもしれませんね。
今年はヤマブドウ(北海道のヤマブドウってアムレンシス?)を屋根裏で吊るして干してアマローネならぬ、「ヤマローネ」を作る予定と言う事でこちらのワインも興味津々です。
いつもは発酵が終わってからなのであまり見ない発酵時に出てくる炭酸ガスのガス抜きの状況も見せていただき、とても良い勉強にもなりました。
2020ヴィンテージのヤマローネ、買いたいとは思いますが、200本位しか作られないとのこと、どうやって手に入れようか?と作戦考えないといけませんね。
色々とお話しを伺い、良い時間になりましたのでお礼を言って退出します。
入り口まで今回お話しを伺った佐々木オーナーの奥様に見送りいただきワイナリーを後にしました。
ご夫婦で丁寧に丁寧にワインを作られている雰囲気が伝わって、とてもこちらのワインを飲みたくなったのですが、今はほぼ売られていないようで酒屋さんとか何軒か見たのですが全然ありませんでした。
見つけたら是非購入してみたいので、情報ありましたら教えてください。
関連記事
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になったり、気に入っていただけたらこちらで応援お願いいたします

にほんブログ村
ワインブログの一覧はこちら
losの日常生活のブログはこちら
※このブログはまだワインを事業としていない私個人の雑感を含んでおります。
ですのでプロの方とは違うイメージになることもありますがご了承ください。
運営者 los
何かご意見等ございましたら以下までお願いします。
運営者 los
この記事へのコメント