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こんにちは。
少しずつ人が街に出始めた感じで先月よりも全然人の出が多いですね。
その分やっぱりと言う感じで感染者数もまた増えてきています。
東京は特に夜の街での感染が増えているようですが、お店の方も生きていくためには開けなければいけないのも理解できるのですが、せめて感染の可能性のある子を使うのはやめた方が良いですよね。
まあ感染拡大が再発しちゃっている今になっていっても遅いんですけどね、みなさんももう少しだけ気を付けましょう。
さて話は変わって、この日「奥さんは泡が飲みたい、私は赤が飲みたい」と言う事で双方が納得できるものはないか?と思ってセラーを漁ってみたら、なんのことはない、ありましたよ!そんな両方の希望を叶えるワインが。
そちらを開けてみたのでご紹介します。
domaine・tetta・マスカット・ベリーA・ペティヤン
昨年結婚記念日旅行でドメーヌを訪問(その時の記事はこちら)し、とても自信を持って勧められたので購入した1本です。
![]() | 2018年 哲多ワイン ドメーヌ テッタ マスカットベリーA MC ペティヤン 赤 750ml 価格:3,180円 |

完熟したマスカットベリーAを約3週間MC(マセラシオンカルボニック)。
一方をプレスし、その果汁をもう一方のタンクへ加えセミカルボニックの様な状態で1日3回のピジャージュを11日間した後、再プレス。
一方をプレスし、その果汁をもう一方のタンクへ加えセミカルボニックの様な状態で1日3回のピジャージュを11日間した後、再プレス。
その後も低温発酵を約1カ月半おこない発酵終盤にサンスフル(亜硫酸塩不添加)にて瓶詰。瓶内発酵にてペティアンに仕上げたという手のかかりよう。
そしてこのtettaではこのベリーAにかなり自信を持っているようで、あのブルゴーニュでネゴシアンをしている仲田氏もここのベリーAを飲んで褒めたと言うではないですか、否が応でも期待が膨らんでいました。
半年ほどセラーで落ち着かせた後、今回の開栓となったわけですがどんな感じだったでしょう?
明るく輝きのある、澄んだ濃いめのルビーレッド、ベリーAでMCと言う割にはかなり色素は濃く出ています。
泡はペティアンゆえそれほどハツラツと出ているわけではないが粒は細かくきれいな出方をしています。
香りはストロベリーキャンディが真っ先に出てきます、続けて完熟したラズベリー、クランベリー、バナナと言った甘やかな果実と、スミレ、はちみつ、腐葉土など。
それほど複雑なアロマではありませんが、なんとも甘や課で蠱惑的な感じがします。
飲んでみると、アタックはしっかりとドライ、まるっきり香りとは反したイメージです。
泡の刺激は柔らかく、シルキーさが出ていて心地よいです。
フレッシュで一本筋の通った酸とミネラル、そして香りからくるイメージと反したドライな果実味が面白いバランスとテイストを作り出しています。
アフターもやや長めな感じですが、ちょっとだけ口の中に苦みが残るのは醸造と熟成中に茎が残っているゆえか?(最後の方にグラスの中に茎が残っていました。と言う事はノンフィルターでもあるわけですね)除梗せずに醸造すればやはり少し濃く強く出るのでしょうね。
しなやかな割に骨格はしっかりしている、面白いワインでしたね。
哲多の地は石灰岩地質と言う事でどうしても私はピノ・ノワールを飲んでみたくてそちらも今セラーで眠っているので次回飲むのが楽しみなってきました。
新興ワイナリーとはいえ、既にこれだけのものが造れるのは凄いですね、こだわりも相当あると思います(お話を伺っていてもこだわりをすごく感じられましたから)今後さらに楽しみなワイナリーのワインでした。
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