こんにちは。
明日は甲府駅北口「よっちゃばれ広場」で行われる“春の蔵出しワインバー”に行ってきます。
今年は今まで参加していなかったワイナリーも参加するようで、ちょっと楽しみにしています。
さて、そんな直前に、今まで飲むのをためらっていたワインを飲んでみようと思って開けてみました。
なんでためらっていたか?というとこの記事に書いた同じワイナリーのワインだったからです。
その時には、希望をもってチャレンジしてみたのですが、こんなにガッカリしたワインがあることにビックリしました。
先に言っておきますが、いつも言っているように私は日本のワインを応援したい気持ちの方が強いです。
なのに、これだけ以下のように書かざるを得ないと言う事は推して知るべし!なのです。
ノーザン・アルプス・ヴィンヤード・オルター・シャルドネ・アンウッド 2017
コルクを抜いた時から少しいや~な予感がしていました。
ちょっと濃いめの甲州か?というくらい輝きのある明るくクリアに近い薄めのレモンイエロー、グラスには細かい微量の発泡が見られます。
粘性は低くサラッとしている。
香りは最初BIO臭?還元臭?と言えるような、えも言われぬ古いお酢のような香り。その香りに隠されてその奥に仄かにレモン、白桃、洋ナシ、玉ねぎ、花の香りなんてわからないほど。
飲んでみると、仄かな果実の甘みは感じるものの、一瞬未熟で青いけど爽やかに感じた酸味ですが、時間が経つにつれ強烈な酸味が襲ってきます。
後からえぐみと苦みが来ますが、一番のショックは、
「果実味が薄すぎる!」
と言う事。
どう考えても、1本の木に果実を生らせるだけ生らして作ったのか、それとも日本の酒税法で許されている、『加水』を行って造ったのか?というくらい薄い果実味。
嘘をつけないので言いますが、1000円以下のブルゴーニュ・シャルドネの方がよっぽど美味しいし、500円のサンタバイサンタ・シャルドネの方が倍以上果実味が感じられます。
開けて直ぐはビオ臭が酷いのか?と思って翌日まで開くのを待ってみましたが、1日たってから感じたのは、酸味がさらに酷くなったこと。
温度を上げれば変なビオ臭やら還元臭やら、一日経っても消えないのかよ!ってくらいの感じで、最終手段として
「かち割りワイン」
にしましたよ

まさか2500円するワインをかち割りにするとは思ってもみませんでした。
温度を下げるだけ下げて氷で薄めることでなんとか我慢して飲めるようなレベル。
前回の時にも言いましたが、試飲できないでワイナリーでワインを買う事がどれだけリスクなのかを身を持って知ることができました。
まあここは試飲させたら買ってもらえないでしょ?って思うので試飲させないのが正解かもしれませんが。
2本買って2本“美味しくない”というのは正直オーナーがワイン造りを舐めているとしか思えないほど。
これはひょっとしたら「ブショネ」なのかもしれませんが、それだったら逆に珍しい確率だな。とも思いますが。
それでももう次回購入したいとは思えないワインでした。
ここのワイナリーの2種類のワインを飲んで思ったのは、
「日本ワインの評判を落とすな!」
ということでした。
もっと色々勉強してからワイン造りをしてほしい、そう思うワインでした。
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