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こんにちは。
3連休も最終日になりました。
明日からまた仕事かと思うと、ちょっと残念な、職場に行きたくない病(?)にかかりそうな気もしますが、頑張って明日からまた仕事したいと思います。
さて、先日とある当ブログの読者の方から質問をいただきました。
ご本人の許可もいただきましたのでご紹介がてら、内容についてお話ししたいと思います。
ブルゴーニュでドメーヌ訪問を実現するには?コネと金がいるの?
以前旅行記で書いたように、私たち夫婦は銀婚式の記念にブルゴーニュに旅行して、多くの著名ドメーヌに訪問してきました。
その中には、誰もが『どうやって訪問許可を勝ち取ったのか?』と思われる、
DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
をはじめ、コント・ジョルジュ・ド・ボギュエ、今はドメーヌ運営をしていないジャッキー・トルショーなども含まれているわけですが、DRCを含むそのほとんどをコネもなく(コネが無いので使いようがない)許可をいただくことが出来ました。
それはひとえに『ドメーヌのご厚意』という面が大きいことは確かだと思いますが、ブルゴーニュのドメーヌを訪問するにはどうしたらいいのか?というところをお話ししたいと思います。
実は先日このような内容のメールをいただきました。
初めまして。
(略)
どんなに探しても○○の見学が出来た人に会ったことが無いので、是非、○○の見学方法についてお教えていただけないでしょうか?
(略)
○○に行くには、大金を使ってコネで行くしか無いのでしょうか?
あんなに行きたいと思っている友人を見ると、もし行けなかった時はどうしてあげれば良いのか?
というご友人を心配される心優しい方からのメールでした。
正直このメールを読んで、ブルゴーニュに行ってドメーヌに訪問したいという方は多くいても、ドメーヌに行く(訪問する)方法をご存じない方も多いのかも?と思い、なので私がどういう風にドメーヌ訪問の許可を頂いたのか、お話しすることで一助になればと思いこれを書こうと思いました。
ブルゴーニュでドメーヌ訪問を実現するには3種類の方法がある
ブルゴーニュに行ってドメーヌに訪問するとして、その訪問するのには3つの方法があると思います。
ブルゴーニュで一番有名な畑はココ!ですよね。
1 ボーヌなどの旅行案内所で“ワイナリーツアー”を申し込む
これが一番お金のかからない方法じゃないでしょうか?
「とりあえずブルゴーニュに来たんだし、どこでもいいからいくつかのドメーヌを訪問してみたい」と考える方ならうってつけです。
言語は英語がほとんどのようですが、車で送迎してくれ、いくつかのドメーヌ(大体は午前・午後に一つずつ?)を訪問してデギュスタシオン(試飲)して、気に入ればその場でワインを購入できるといったもの。
訪問するドメーヌの指定もできないようですが、まあブルゴーニュの雰囲気を味わうには手軽でいいんじゃないかな?と思います。
2 いくつかあるブルゴーニュ在住の通訳さんにアテンドを依頼して手配してもらう。
ブルゴーニュまで来る人は大体が“ワインラヴァー”。
ですので自分のお気に入りのドメーヌとかがあって不思議じゃない人が多いと思います。
けれどフランス語はわからない、ドメーヌの訪問の申し込み方もわからないという方には「ある程度希望ドメーヌの訪問もできる可能性が高い(ただしDRC、ボギュエ、グロフィエ、ルロワなど超有名ドメーヌは別)」のがこれ。
大体3人ほどブルゴーニュでドメーヌ訪問ツアーのアテンドをしてくれている方がいらっしゃいます。
私もそのうちの一人である、花田さんという方に通訳とスケジュールの空いているところのドメーヌ訪問予約をお願いしました。
難点は“費用”でしょうか?通訳兼運転手として、一人当たり、もしくは1グループあたりいくらという費用が発生します。
更に人によっては「迎えに行くホテルが遠いと追加料金」が発生したり、「希望ドメーヌ1件予約につき○○€」などと追加が発生することがあります。
私のお願いした花田さんは、そういう追加がなく、とても誠実な料金体制だったのでお願いしたわけです。(実はとあるワイン界の有名な方からの推薦だったのですが)
3 行きたいドメーヌに自分自ら交渉する
これが一番ハードルが高くて大変ですが、成功した時にはリターンが大きいのもこのパターンかと思います。
私が行った主要なドメーヌもこの方法です。
けれどフランス語はわからない、ドメーヌの訪問の申し込み方もわからないという方には「ある程度希望ドメーヌの訪問もできる可能性が高い(ただしDRC、ボギュエ、グロフィエ、ルロワなど超有名ドメーヌは別)」のがこれ。
大体3人ほどブルゴーニュでドメーヌ訪問ツアーのアテンドをしてくれている方がいらっしゃいます。
私もそのうちの一人である、花田さんという方に通訳とスケジュールの空いているところのドメーヌ訪問予約をお願いしました。
難点は“費用”でしょうか?通訳兼運転手として、一人当たり、もしくは1グループあたりいくらという費用が発生します。
更に人によっては「迎えに行くホテルが遠いと追加料金」が発生したり、「希望ドメーヌ1件予約につき○○€」などと追加が発生することがあります。
私のお願いした花田さんは、そういう追加がなく、とても誠実な料金体制だったのでお願いしたわけです。(実はとあるワイン界の有名な方からの推薦だったのですが)
3 行きたいドメーヌに自分自ら交渉する
これが一番ハードルが高くて大変ですが、成功した時にはリターンが大きいのもこのパターンかと思います。
私が行った主要なドメーヌもこの方法です。
このやり方で一番必要なのはなんと言っても、
『熱意』
これにつきます。
『熱意』
これにつきます。
例えば私の場合一番伝えたかったところは、
“あなたのワインを飲んでとてもおいしくて感動した。だからその作り手のあなたに会ってみたい!”
という事を手紙にしたためて送りました。(さすがに文面は多分間違った文もあると思うので恥ずかしくてお出しできませんが
)

ドメーヌによって「手紙」、「FAX」、「E-mail」と3つの方法でお願いをいたしましたが、一番効果的だったのが、
『手書きの手紙』
でした。
そこにどれだけあなたのドメーヌのワインを飲んで感動したのか、 どれだけ憧れているのか、それをしっかりと表現して理解して貰う のが一番なのです。
更にはそこに何かアニバーサリー的なもの(例えば私のように銀婚式記念などで訪問するとか。嘘ついてまでお願いするのはだめですがね)を絡めることによって訪問許可が出る可能性は高いようです。
なぜかというと、訪問先などで、『あなたたち銀婚式の記念にブルゴーニュに来るっていうじゃない、だったらOKしてあげなきゃって思ったのよ』と何か所かで言われましたから。
ちなみに、私達夫婦がブルゴーニュに行くと決めてから行きたいドメーヌにお願いをして、実際に訪問するまでに足かけ3年を要しています。
最初の1年はフランス語で手紙を書けるようになるまでフランス語の勉強。
行きたいドメーヌの順に手紙を書いて、一番最初に許可をもらったのが出発の10か月前、そこから順番に予定を埋めていって、結局ブログにある8か所のドメーヌの予定が決まったのは、出発の3日前までかかりました。
シャンパーニュの2つのメゾンも含めて10か所中自力で訪問を決めたのが7か所、3か所は通訳の花田さんにお願いして予約していただきました。
そこまで時間をかけても“行きたいドメーヌに訪問させてもらいたい!”という熱意があるかどうかですよね。
まあフランス語が出来る方なら、そんなに時間をかけなくてもいいのかもしれませんね。
私の場合、フランス語はゼロからの出発でしたから。
ほとんどのワインラヴァーは、たぶん2を使われているのだと思います。
これが一番簡単でそこそこ自分のお気に入りのドメーヌへの訪問も叶えることが出来やすいわけですから。
私みたいに足かけ3年かけてまでやる奴はあまりいないと思いますが、本当に行きたいドメーヌがあるのならやってみてもいい方法だと思います。
それでは次回、「手紙やFAX、メールを送りたくとも住所やFAX番号、E-mailアドレスがわからない」という方にどういう調べ方があるか?というところをお話ししたいと思います。

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