こんばんは。
以前からチリワインについては、「安くて果実味の濃いワインを飲みたいならチリ」というようなイメージを持っていました。
意外とワンコイン的なワインを買っても、チリワインは果実味の濃い、凝縮感のあるものが多いようです。
チリという気候風土もあるのでしょうが、その典型的なワインで美味しいものというと、「これ!」という方も多いような気がするワインをご紹介いたします。
カッシェロ・デル・ディアブロ・レゼルバ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
![]() | 価格:1,155円 |

カラーからして、輝きのあるやや濃いめの黒が少し入ったガーネット。
エッジはピンクで若々しく、涙の落ち方はゆっくりで結構な凝縮感を連想させます。
濃淡は鮮やかな感じで、粘性もやや高めです。
香りは強く華やかで、カシス、ブルーベリー、ブラックベリー、プラムといった黒い果実がかなり主張してきており、凝縮感を感じさせるジャムのようなねっとりとした甘みを持った赤い果実。
そこにスミレ、ユリ、生肉、甘草といった南国の果実を連想させる暖かさを持っています。
このワインの由来は、コミックのソムリエ最終9巻にもある通り、
「悪魔のセラー」、「酒泥棒を防ぐための名前」
といった側面のあるネーミングになっています。
![]() | ソムリエ (1-9巻 全巻)/送料無料/ 【中古】 全巻セット 価格:2,380円 |
こちらの9巻にこのワインが載っています

飲んでみると、強いが南国のワイン特有の柔らかさを持ったアタック。
なめらかでほのかな甘みを持ったフルボディの辛口タイプ。
酸味は爽やかで生き生きとしているが、やや抑えられた落ち着いた感じ。
タンニンも強いけれどもスムーズでのど越しの良い、チリというか、やや緯度の低いところでのワインらしい味わい。
果実の凝縮感はとてもあって、とても強く主張してきます。
骨格がしっかりしている肉厚でグラマーなワインですね。
ややアフターが短いのは仕方ないとして、果実味をしっかり味わいたい方にはうってつけの美味しいワインだと思います。
難点は、やや複雑味に欠け、パワフルな一本調子のワインというところでしょうか?
それでも値段を考えたらしっかり合格点をあげられるレベルの高いワインではないでしょうか?
是非お読みになっている皆様もお試しいただきたいワインです。
いやあ美味しかったです。
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