ワインおすすめ情報(安い価格帯)オチャガビア・1851・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン

こんばんはlosです。


今日のニュースでちょっとワインラヴァーにとっては不安に思う記事がありました。


以下JiJi.comの記事ですが、まず思ったのは「世界のワインの価格が高騰するの?」という事。


収穫量は少ないけど品質は良い。

これが事実ならワイン価格の高騰には十分な条件が揃ってしまっています。


かなり不安な気持ちを持ってこの記事を読んでいました。


-----------ここから記事引用----------


欧州ワイン生産量「戦後最低」に 異常気象が影響



【AFP=時事】欧州最大の農業生産者団体COPA-COGECAは10日、今年の欧州ワイン生産量が第2次世界大戦(World War II)以降で最低に落ち込んだと発表した。

生産量の多いイタリア、フランス、スペイン、そしてドイツが異常気象に見舞われたことが影響したという。



 同団体によると、2017年の欧州連合(EU)ワイン総生産量は前年比約14%減の推計1億4500万ヘクトリットルとなる見通し。

イタリアの生産量は前年比26%減の4000万ヘクトリットル、フランスは前年比18%減の3700万ヘクトリットルとなった。


  製品の質が高いため価格上昇が予測されるものの、気候変動に関連した干ばつや霜によるブドウ減産分の埋め合わせにはならないという。

同団体幹部のティエリ・コスト(Thierry Coste)氏は記者会見で「ブドウの質は欧州全域で非常に良い見込みで、素晴らしいワインが生産されるだろう」と述べている。


-----------ここまで記事引用----------


ブルゴーニュでは、昨年2016年の春の遅霜による結実不良の甚大な被害があったばかり、特にモンラッシェが酷くて、モンラッシェの最大所持面積を誇るDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)でさえ単独ドメーヌでは一樽分も醸造できないので、DRCとルフレーヴ含めた4つのドメーヌでやっと2樽のモンラッシェを醸造できる位しか収穫できなかったんですよね。

DRCの自家消費用幻のバタール・モンラッシェなんかどうなってしまうのでしょう?


ひょっとして醸造しないでネゴシアンにブドウ売ってしまったりしていたかもしれないですね。昨年ドメーヌ訪問した時に聞いておけばよかったorz


シャンパーニュでもかなりの被害があり、過去20年中一番の低収穫だと言うことでした。

それでもN.Vのものは'15までリザーヴワインがあるからともかく、ヴィンテージの入るプレスティージュ・キュベはかなり生産量が落ちるみたいなのに・・・


今年もそんな感じではワイン価格の高騰に歯止めがかからなくなってしまいますね(×o×)


ブルラヴァー(だけじゃないな、ボルドーなども含めた旧世界ラヴァーと言った方が良いのか?)としては、かなり困った状況になりそうです。


このヴィンテージが出回ってくるのはボジョレー・ヌーヴォーを除けば早くとも再来年、レジオナル等なら一年ちょっとになると思いますが、どうなるのか見ていかないといけませんね。

で、こんな話をしていたらワインが飲みたくなります。
たまには気軽に開けられるものを思って開けたのがこちら。



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明るく輝きのある紫を帯びたガーネット。エッジはややピンクになっています。
粘性も高く、かなり凝縮感はありそうな雰囲気。

香りはブルーベリー・カシス・ダークチェリー・プルーンジャム・ナツメグなど。

飲んでみると、アタックは柔かく、やや辛口くらい?って思えるほどふくよかで滑らかな感じ。

酸味も中庸で、フレッシュだけどソフトな感じ。

タンニンは柔かく、カベソーとは思えないほど最後までタンニンの収斂性を感じません。
それほど溶け込んでスムースです。

アルコール度は高めなのに、それを感じさせない飲み易さがあります。

ここのところ自己主張の強いワインばっかり飲んでいたので、たまにはこういう優しいワインを飲むのもいいですね。

皆さんもいかがですか?



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。





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